歯周病治療
歯周病の進行と、治療を開始するべきタイミング
歯周病は次の図のように段階的に進行していきます。
最初は歯垢(プラーク)や歯石がついているだけです。 この時は症状がでないので、気付かない間に歯周病は進行していきます。
歯ぐきが下がり、歯や骨が溶かされ、やがては歯が抜けてしまいます。
治療を開始すべきは症状のない初期の段階です!
進行すればするほど、元の状態に戻すのが難しくなります。
歯周病が重度になってしまったら…
次の段階へと悪化していくと、歯石が歯ぐきの下の目でみえない部分にもついたり、歯を支える骨が溶けてきたりします。
つまり、お手入れだけでは対応できない状態にだんだん進んでいくことも多くあります。
その場合は、抜歯を避け、可能なかぎり歯を保存するるために、歯周への外科的な手法も検討します。
例えば、骨を再生したいところに、骨ができるのを助ける材料をもり、その上をメンブレンという膜で覆います。 通常数か月で、メンブレンの内側に骨が再生されます。
しかし、悪化の程度によっては外科的な処置もできなくなってしまいます。
歯周病対策はとにかく予防です!
定期的にお手入れに来て頂くことが一番です。 他にも、加齢や食事や喫煙やストレスなど、多くの要因があります。
定期検診の際に症状をチェックし、生活をみなおしたり、どの治療方法をとるか選ぶことができるように、早めに受診頂くことがお奨めです。
詳しくは予防のすすめをご覧下さい。